このドキュメントでは、Compute Engine に適用される数量に基づく割り当てについて説明します。
数量に基づく割り当て
数量に基づく割り当てはリソースの割り当てとも呼ばれ、プロジェクトがアクセスできるリソースの数を定義します。Compute Engine では、さまざまな理由からリソースの使用量に数量に基づく割り当てが適用されます。たとえば、割り当てを行うことで予期しない使用量の急増を防ぎ、 Google Cloud ユーザーのコミュニティを保護しています。
また、Google Cloud には Google Cloudを無料でお試しできるよう、プロジェクト用にアクセスを制限した無料トライアルの割り当てもあります。
割り当て量はすべてのプロジェクトで同じとは限りません。Google Cloud の使用量が多くなるに伴い、割り当てが引き上げられることがあります。使用量の大幅な増加が見込まれる場合は、事前にGoogle Cloud コンソールの [割り当て] ページから積極的に割り当て量の調整をリクエストできます。
Compute Engine API でのレート制限に関する割り当ての詳細については、API 割り当てをご覧ください。
割り当てとリソースの可用性
数量に基づく割り当てとは、そのリソースタイプで作成できる最大リソース数のことですが、それだけのリソースが利用可能であることが条件となります。割り当てが適用されていても、そのリソースを常に利用できるわけではありません。あるリソースが利用できない場合、つまり選択したリージョンにはそのリソースが残っていない場合、リージョンまたはプロジェクトに割り当てが残っていても、その種類のリソースを新規作成することはできません。たとえば、us-central1 に外部 IP アドレスを作成できるだけの割り当てが残っていても、そのリージョンには利用可能な IP アドレスがないということもあります。
同様に、リージョンの割り当てが残っていても、特定のゾーンである種類のリソースが利用不可能ということもあります。たとえば、リージョン us-central1 で VM インスタンスを作成できるだけの割り当てが残っていても、ゾーン us-central1-a が枯渇している場合は、このゾーンでは VM インスタンスを作成できない場合があります。そのような場合は、同じリソースを別のゾーン(たとえば us-central1-f)で作成してみてください。ゾーンリソースが枯渇した場合の対応方法については、リソースの可用性のトラブルシューティングのドキュメントをご覧ください。
数量に基づく割り当て
必要となる VM インスタンスを計画する際は、作成できる VM インスタンス数に影響を与えるいくつかの割り当てを考慮する必要があります。
リージョン割り当てとグローバル割り当て
VM の割り当てはリージョン レベルで管理されます。VM インスタンス、インスタンス グループ、ディスクの割り当て、CPU は、ゾーンに関係なくリージョン内の VM が消費できます。たとえば、CPU 割り当てはリージョン割り当てであるため、上限や使用量はリージョンごとにカウントされます。us-central1 リージョン内の任意のゾーンで n2-standard-16 インスタンスを起動するには、us-central1 に少なくとも CPU 16 個分の割り当てが必要です。
ファイアウォール、ロードバランサ、ネットワーク、VPN を作成するには、ネットワーキングとロード バランシングの割り当てが必要です。これらの割り当ては、リージョンに依存しないグローバル割り当てです。グローバル割り当ては任意のリージョンで使用できます。たとえば、ロードバランサと HTTP および HTTPS プロキシに割り当てられている使用 IP アドレスと静的外部 IP アドレスには、グローバル割り当てが消費されます。
VM インスタンス
VM インスタンスの割り当てはリージョン割り当てで、VM が実行されているかどうかに関係なく、特定のリージョンに存在できる VM インスタンスの数が制限されます。この割り当ては、 Google Cloud コンソールの [割り当て] ページで確認できます。Compute Engine は、この割り当てを通常の CPU 割り当ての 10 倍に設定します。この割り当てをリクエストする必要はありません。VM インスタンスの割り当てを増やす必要がある場合は、追加の CPU 割り当てをリクエストしてください。CPU 割り当てを増やすと VM インスタンスの割り当ても増加します。この割り当ては、実行中の VM と実行されていない VM、および通常のインスタンスとプリエンプティブル インスタンスに適用されます。
Google Cloud コンソールで、[割り当て] ページに移動します。
[フィルタ] リストで、次のオプションを選択します。
- [サービス] で「Compute Engine API」を選択します。
- [タイプ] で「割り当て」を選択します。
- [名前] で「VM instances」を選択します。
- 省略可: [指標] で、フィルタする他の CPU または確約された CPU の割り当て名を選択します。
(省略可)表をリージョン別に並べ替えるには、[項目(ロケーションなど)] 列をクリックします。
割り当てを変更するリージョンを選択します。
[ 編集] をクリックします。
フォームに入力します。
[リクエストを送信] をクリックします。
インスタンス グループ
インスタンス グループを使用するには、グループが使用するすべてのリソース(CPU 割り当てなど)とグループ リソース自体に利用可能な割り当てがある必要があります。作成するグループのタイプによって、以下のグループ リソース割り当てが適用されます。
| サービスタイプ | サービス割り当て |
|---|---|
| リージョン(マルチゾーン)マネージド インスタンス グループ | Regional instance group managers |
| ゾーン(シングルゾーン)マネージド インスタンス グループ | 以下の両方:
|
| 非マネージド(シングルゾーン)インスタンス グループ | Instance groups |
| リージョン(マルチゾーン)オートスケーラー | Regional autoscalers |
| ゾーン(シングルゾーン)オートスケーラー | Autoscalers |
ディスク割り当て
次の Persistent Disk と Hyperdisk、ローカル SSD の割り当ては、リージョンごとに適用されます。
Hyperdisk Balanced Capacity (GB)。この割り当ては、1 つのリージョン内に作成できる Hyperdisk Balanced ディスクの合計サイズです。gcloud CLI と API では、この割り当てをHDB-TOTAL-GBと呼びます。